情報屋(アドセンス)サイトの事例紹介〜上級編

前回、アドセンスで稼いでいる(であろう)サイトの事例紹介を行いましたが、Twitterではそこそこ受けが良かったようなので、続編をやってみます。

今回は、アドセンスアフィリエイト)で稼いでいる上級サイトの実例です。それぞれの部門で、究極レベルのサイトを集めてみました。凄すぎて参考にならないかも知れませんが、てっぺんの人達を知るという意味で、紹介してみます。
※なお、前回と同様、以下で挙げるサイトは、私や関係者のサイトではありませんので、決して「ステマ」ではありません(笑)。


■作り込み部門;はじめてガン保険
http://www.paci-gan.com/
ハンドルネーム「パシ」さんの運営サイト。読み進めれば分かりますが、とにかく保険の事が詳しく解説されています。しかも、図表をふんだんに使い、非常に見やすく分かりやすいサイトです。テキストで作り込む人は沢山いますが、ビジュアル面を含めてここまでサイトの完成度が高いアフィリエイターは、私は知りません。

実は、このガン保険サイトを作り上げていく手順も、パシさん運営の別サイトされていますそれなりに稼ぐアフィリエイトサイトが完成するまでの全手順。正直、ここまで作り込むのか!と感心してしまいます。パシさんは、他にも保険関連の運営サイトを複数持っており、相乗効果を狙っています。経歴ページに、他の運営サイトや、アフィリエイトでの収入も公開されています。


■ビジュアル部門;ウェディングソング.com
http://weddingxsong.com/
結婚式に流れるBGMを紹介するサイト。ご覧のように、サイトが超美しい!そのうえ、アドセンスや他の広告も、サイトのコンテンツであるかのように、上手に解け込んでいます。ビジュアル面では、ここまで洗練されたアフィリエイトサイト、私は知りません。とにかく美しい。

しかしこのサイト、動画部分はYoutubeなどに投稿されているプロモーション動画を引用しているだけです。また、ユーザーからのコメントをコンテンツの一部として利用しており、運営者側で用意したコンテンツは余りありません。悪く言えば、極めて他力本願なサイトですが(笑)、映像や視聴者の生の声、そして関連する商品を「美しくまとめて」紹介している事を考えれば、価値は十分に高いサイトといえます。


■コンテンツ配布部門;子育て・ことば育て
http://happylilac.net/
幼児から小中学生あたりを対象とした、学習教材の無料配布サイトです。とにかく、圧倒的な分量の教材を「タダで」ユーザーに提供されています。

学校や塾の先生は、子供達に勉強させる教材探し(若しくは自作する)で、非常に時間を取られます。このように、ジャンル別に学習教材が提供されていれば、先生達は喜んで利用するのだそうです。勿論、サイト運営者は膨大な労力を掛けて、これら教材を自作する訳ですが、広告だけで十分見合った収益が得られているのだとか。

仮にこれを有料で販売するサイトだったら、おそらく費用対効果的に見合わないと思われます。先生達も「無料」というのは魅力です。アドセンスなどのネット広告は、素材を無料で配布して、広告で回収することが出来ます。テレビ番組などと同じマネタイズ方法ですが、こんな手法はネット広告が生まれるまで、個人では行えなかったビジネスモデルです。凄い時代になりましたね。

〜〜(番外編)〜〜
■収益部門;ダメおやじのFXブログ
http://damefx.blog48.fc2.com/
最後に番外編として、サイトコンテンツはともかくとして、とんでもなく稼いでいる(であろう)サイトを紹介しておきます。

この「ダメおやじのFXブログ」さんは、『FX』一語で検索すると、現在2位に出てくるサイトです(少し前は1位でした!)。FXというのは、アフィリエイトの世界でも最も収益が高いジャンルの一つです(多くのお金が動くから、広告費も莫大になるから)。おそらく「FX」検索一位を取っていれば、月収は4桁を越えると思われます。

但しFXというのは、非常に儲かるジャンルなだけに、究極のレッドオーシャン市場でもあります。常識的なSEOでは、トップ10に入ることすらままなりません。上位を維持するコストも、並大抵ではないと思われます。アフィリエイトの激戦区はこういうものだという、本当に参考程度の話として聞き流すのが無難です・・・。



さて、如何だったでしょうか?今回挙げたサイトは、本当に凄い人達ばかりです。実際に、私の自由人サロンの仲間(全員ネットで生計を立てている人達)に聞いても、「こりゃ適わんわ」と感嘆してしまうレベルです。これから情報屋を始めようという初心者の人には、余りにも高い(高すぎる)頂だと思います。

しかし、情報屋の最高峰とはどのようなレベルなのか、あらかじめ知っておくことは大事です。また、人によっては「俺もあの位のサイトを作るぞ!」とモチベーションが沸いてくるかも知れません。

この人達のレベルに達するのは簡単ではありませんが、情報屋を目指すなら、ぜひ人様の役に立つ、素晴らしいサイトを作る事を目指して下さい。

※最後の一文は、自戒も含めて書いております(^_^;)

情報屋(アドセンス)で成功しているサイトの事例紹介

前回、私は皆さんに「情報屋になろう!」と奨めました。では実際に、どのようなサイトを作れば、情報屋として収入を得られるようになるのでしょうか? 今回はGoogleアドセンスで稼いでいる(であろう)サイトの事例を挙げていきたいと思います。
※なお、以下で挙げていくサイトは、私の運営サイトでも、知人のサイトでもありませんので、決して「ステマ」ではありません(笑)。

◆JR全線全駅の駅舎へ「つちぶた本舗の全駅訪問の旅」
http://www.tsuchibuta.com/
JRの全駅を踏破している人のサイトです。全駅って・・・凄いですね!運営者の方はおそらく、生粋の「乗り鉄」なのでしょう。趣味をマネタイズに繋げている、上手な実例だと思います。

◆Tokyo Sky Blue
http://tokyo.gonna.jp/
東京のビルや建物・風景・空の写真サイトです。写真を無料素材として配布しており、その代わりアドセンスを貼る事でマネタイズしていますね。写真が趣味(?)の人が、上手くマネタイズに結びつけた感じでしょうか。ポイントとしては、右のサイドバーを見ると、他にも同じ人が運営している(と思われる)サイトと相互リンクしています。このように、自分で同じジャンルのサイトを複数持って、相互リンクをすることで、Googleやヤフーで検索した時に、上位表示されやすくなるよう工夫しているのです(SEOと呼ばれる技術です)。

◆チャーハン虎の巻
http://www.cha-han.net/
美味しいチャーハンの作り方を指南しているサイトです。美しくデザインされており、結構な手練れの人だと思います。この人の場合も、フッター(ページ下部)にあるアイコン群が、他の料理のレシピサイトにリンクしています。デザインの雰囲気で分かると思いますが、同じ人が運営している感じですね。つまりこのサイトの運営者も、料理サイトの一個小隊を持っており、相互リンクする事で相乗効果を狙っている訳です。

◆ワニchanのびぎなーずがいど
http://www.wanichan.com/beginner/
パソコンやインターネットの初心者に向けて、解説を行っているサイトです。1999年から運営されているという事で、サイト運営者としては相当なベテランの方です。チャーハンの方のように凝ったデザインは行ってませんが、シンプルながら綺麗で見やすいレイアウトを組まれていますね。初心者の人でも、この位のデザインなら勉強すれば十分作れます。

◆塩漬け姉さん
http://kabu.user-infomation.com/
株式投資の解説サイトです。運営者の「塩漬け姉さん」さんは、かつて書籍でも取り上げられており、株式投資の世界ではちょっとした有名人です。ご自分では、投資の失敗を自虐的に扱っており、株式投資自体で儲かっているのかは分かりませんが、WEBサイトの方では間違いなく稼いでいると思われます。なぜなら彼女も、サイドバーから自分の他の運営サイトへリンクしており、沢山のアドセンスサイトを持っているからです。しかも彼女の場合、運営するサイトが「不動産」や「クレジットカード」のような金融関連、また美容・健康関連のサイトが多いです。これらのジャンルは、アドセンスがクリックされた時の報酬単価が高いのです。ご自身で知識や経験のある分野だったのでしょうが、明らかに儲かりそうなジャンルを「狙って」作っていると思われます。



さて、実際に稼いでいる(であろう)サイトを見て、皆さんはどう感じましたか?

実際に情報屋「だけ」で飯を食う、つまりアドセンスのプロになるには、それだけでは不十分です。上の例では、後に紹介した人ほど、稼ぎは大きいと思います(あくまで私の予想ですが)。写真やチャーハンの作り方より、IT関係の方がアドセンスの単価は高いですし、金融関連になると更に高いです。また、検索上位で表示されるためのSEOについても、色々と施策する必要性もあります。

しかし、いきなりアドセンスで飯を食うのは難しいですが、小遣い稼ぎ程度から始める事は、誰でも可能です。まずは自分の知識・経験のあるジャンルの情報発信から始めて、段々と稼ぎの大きいジャンルやサイトの作りへと、発展させていけばよいのです。別にフリーにならなくとも、会社員を続けながら副業で情報屋をやっていく方法もありでしょう。

そして、情報屋を始めるには、ほとんどコストは掛かりません。無料で始められるBlogも沢山ありますし、レンタルサーバー&独自ドメインを取るにしても、年間4000円未満で始められる所もあります。サイト作成ソフトも1万円程度でありますし、無料ブログやWordpressを使えば、作成ソフトは不要です。勿論、アドセンスの参加自体も無料です。

如何でしょうか?「情報屋でお金を稼ぐ」という感覚が、少しは分かって頂けましたか? 要は自分の得意分野・知識や経験の深いジャンルでサイトを作ってみましょう、という事です。

みんな、情報屋になろう!

以前にも少し書きましたが、私は名目はWEBデザイナーですが、実質的な収益はアフィリエイト、特にGoogleアドセンスからの収入が大半を占めています。私ははっきり言ってダメ人間ですが(汗)、今までの人生経歴上、経済や金融の知識、及びIT・ネット関連の知識は、人よりも遙かに優れています。実は私は、この知識を生かして、マネタイズしているわけです。

従って、私は自分の職業を「情報屋」だと思っています。

Googleアドセンスは、サイトやBlogの内容を読みとり、その内容に合った広告を「自動的に見つけて」表示してくれます。そして、閲覧者がその広告をクリックすれば、運営者に一定の金額が入るという仕組みです。

Googleアドセンスのポイントは、勝手にサイトの内容に合った広告を表示してくれる点です。一方で、他の一般的なアフィリエイトの場合、広告は自分で選んで表示しなければいけません。

この「勝手に広告を表示してくれる」事が、サイトオーナーのマネタイズを劇的に簡単にしてくれるのです。例えば、貴方がテニスについてのBlogを運営したとしましょう。サイトを見に来る人たちの多くは、当然ながらテニスに興味のある人たちです。そこへ、株式投資やネイルアートの広告が表示されても、クリックされる確率は低いでしょう。一方で「錦織圭、最新モデルのラケット登場!」という広告が表示されたら、クリックされる確率は非常に高いはずです。

Googleアドセンスでは、テニスのBlogには自動的にテニスに関連の深い広告が、勝手に表示されるのです。わざわざ色んなアフィリエイト会社を見て回って、テニスの広告を探してくる必要が無いのです。これは凄い仕組みです。

おそらく皆さんも、一つや二つは、他人よりも詳しい分野があるはずです。野球でも、料理でも、戦国武将でも、ガーデニングでも、何でもいいんです。あるいは趣味でなくとも、例えばリストラされたならその顛末記を、持病があるならその対処法を、というように、貴方の持っている知識や経験のどんなことでも、ネット上で文章化する事で、マネタイズできてしまうのです。

世の中には、貴方の体験談が役に立つという人は、必ず居ます。特に若い人にとっては、先人の歩んできた道を知り得る事は、非常に有益です。インターネットというのは、世界中の人々でナレッジマネジメントを行っているようなものなのです!

かのちきりん氏も、こんなことを言っています⇒ネットに超クールな“職業データベース”が出来つつある

私は、21世紀は「1億総情報屋時代」だと思っています。誰もが仕事・生活・趣味など、人生のあらゆる場面で、様々な情報を欲しています。そして逆に、誰もが情報の発信者として、それを求めている人に知らせる(そして広告で対価を得る)ことが出来るのです。

20世紀は、世間一般に広く情報発信できるのは、一部の特権階級(新聞やテレビなど)だけでした。しかし今は、ネットの発達やBlogの登場などで、誰もが情報の発信者になれる時代となりました。人々に情報を知らせられるのは、もはやマスメディアだけの特権では無くなったのです。本当に素晴らしい時代が来たと思います。

グーグルが世界中のWEBサイトの情報を網羅する事、そしてアドセンス広告により(サイトオーナーが)マネタイズ出来る仕組みを作った事、これは産業革命に匹敵する、劇的な変化です。21世紀は誰もが情報の発信者になり、誰もが収入を得る事が出来るという、新しい時代に突入したのです。

皆さんもぜひ、私と同じように「情報屋」になることを考えてみて下さい。次回は、実際にアドセンスでマネタイズしている人達の例を挙げて、どんなサイトを作れば人々に喜ばれ、かつお金が稼げるのか、具体的に見ていきたいと思います。

会社員からフリーランスへの転身を迷っている人達へ

前回、私のノマド道具を紹介するとともに、「情報屋」という概念を次回に紹介するよ、と触れました。んがっ!ちょっと今回、別の話に変更させて貰います。私のBlog、こういうパターン多いですね・・・ご勘弁を(^_^;)。



さて、長年フリーランスやってると、他人様から色々な相談を受けることも増えてきます。そして何故だか、今年に入ってから既に3人も同じ質問(相談?)を受けていたりします。同じような疑問がある人も居るかと思うので、せっかくだからBlogでまとめておこうと思います。
(だから今回、話題を当初予定と変えたわけです)

その相談とは「フリーランスになろうか迷っている」というものです。

相談を受けた三人は、年齢も性別もバラバラです(というか、内二人はTwitterのDMでのやりとりで、本人に会ったことも無いのですが)。しかし、私の答えは年齢や性別では、基本的に変化しません。要は

 ・今、仕事が無い人は、どんどんフリーランスを目指せ! (`・ω・´)
 ・今、仕事に就いている人は・・・よ〜く考えよう (´・ω・`)

ということです。私は以前より「みんなもっと独立しようぜ」と言ってきましたが、これは主に仕事が無い人・・・失業中だったり、就職活動がうまくいかない人に向けての言葉です。仕事見つからないんだったら、自分で作っちゃえよ!と。

私は一度も正社員に就いたことはありませんが、大学時代やその後のプー太郎?時代に、就職活動は行っています。つまり、一度も就職活動が成功したことが無い身です。だから、就職活動の辛さ、俺は社会に必要とされてない人間なのか・・・という絶望感は、十分に理解しています。

あんな不毛かつ悲しい活動を行うくらいなら、自分で仕事を作っちゃった方が手っとり早いでしょ?就職活動が上手くいかないなら、フリーランスになっちゃえよ!と思うわけです。

逆に今、正社員として仕事に就けている人に対しては、その「特権」を捨てても良いのか?と問いかけたいわけです。世の中には、正社員になりたくても成れない人たちが沢山居るわけです。彼らか見れば、会社に雇われているというのは、それだけで「特権階級」だとも言えるのですよ。

それに、もしフリーランスが自分に合っていなかったら、もう一度会社員としてやり直すことが、簡単では無いことは言うまでもありません。もう一度、あの不毛で辛いだけの就職活動をしなければいけませんし、職を得られる保証もありません。

相談を受けた人の一人は、今の会社が全部ダメなわけじゃないが、将来を考えると色々不安だ・・・と言っています。何のために働いているのか分からない、と哲学的な疑問まで投げかけられています。

う〜ん、何というか・・・そもそも、今の仕事に全く不安や不満が無い人なんて、おそらく世の中に誰も居ないでしょ? というか、フリーランスになったからといって、将来への不安が消える訳じゃないですよ。むしろ、多くのフリーランスの人は、サラリーマンよりよっぽど不安を抱えていますよ。半端な気持ちで独立しても、かえって人生への不安・不満は増長するだけですぜ。

(゚Д゚).。oO(・・・てゆうかお前、フリーランス最強!とか言ってるじゃん?)

確かに私は、フリーランスの方がサラリーマンより、何万倍も良い生き方だと思っています。私は年収が2千万だろうが3千万だろうが、サラリーマンをやる気は全くありません。

しかしそれは、私がフリーランスの優位性を「絶対的に理解」して「心の底から正しい」と信じているからです。私は失業者として、そしてフリーランスとして、人生の紆余曲折を経てきました。フリーランスになって、もう10年以上になります。そして、税金や年金制度などを徹底的に理解し、その解説サイトなどを持つまでに至るほど、リーマンとフリーランスとの違い(フリーの優位性)を完璧に理解しています。だから「フリーランス最強!」だと自信を持って言えるのです。

新しくフリーランスに新規参入する人たちが、どんなに色々な文献を読み、色んな人たちの話を聞いたところで、私のフリーランスに対する「絶対的自信」と同じ心境には、至ることは出来ないでしょう。実際にフリーランスになって、悲喜交々を体感していかなければ、私と同じ領域には達しないですよ。

フリーランスは、成功も失敗も、全て自分の責任です。足を引っ張られることはありませんが、逆に誰も助けてくれる人はいません。全ての問題は、自分で解決しなければいけないのです。それを「意志決定権を自分で握っている」とポジティブにとらえるか、それとも「誰か助けてくれる人を確保しないと」とか「リーマンよりはマシそうだ」と嫌々ながら消去法的に選ぶのか・・・。後者の場合、果たしてサラリーマンの特権を捨てて良いのでしょうか?

今仕事に就いている人は、本当に、ホントにマジで、よ〜〜〜〜〜く考えて下さい。貴方は会社に束縛されているでしょうけど、同時に会社に守られてもいます。その特権を捨ててまで自由を得たいのか・・・

・・・って色々書いてても埒があかないから、はっきり言いましょう。

迷ってる位なら会社辞めるな!


本当に今の会社が不満で仕方ない人、あるいは本当にフリーランスに成りたくてしかたない人は、グダグダ言わずに会社を辞めるでしょ?その一歩が踏み出せない人は、貴方の心がGOサインを出してないわけですから、独立は止めといた方が良いです。

フリーランスには自分の意志だけでいつでも成れますが、会社員にはいくら望んでも成れるとは限りません。

「もうこんな会社イヤだ!辞めてやる!フリーになる!」
「フリーになりたい!絶対なりたい!この感情はもう誰にも止められないぜ!」

会社に勤めている人は、上記のように(後ろ向きでも、前向きでもいいですが)もう他の選択肢は考えられない!となってから、フリーランスになることをお勧めします。

俺のノマド道具はこれだけだ!(笑)

前回、私は10年来のノマド選手だということを紹介しました。ノマド野郎としては、相当なベテランに属するかと思います。てことは、ノマドに使う仕事道具も、かなり洗練されているはずです(?)。

世間のノマドワーカーの方達は、ノートPCを筆頭に、かなり多くの道具を持ち歩いてらっしゃるようです。
ノマドワーカーのバッグの中身

確かに沢山のものを持っていた方が、色んな仕事に対応できます。しかし・・・こんな沢山の荷物を持ち歩くのって、重たいでしょ?邪魔でしょ?

旅慣れた人は、荷物を極力少なくしますよね。ノマドについても、余計なものを持たず、最小限の持ち物で最大限のパフォーマンスを出すことこそ、嗜好のノマド野郎だというものです。

私はとにかく、身軽なことを重視して出かけます。せっかくですから、私が日頃、どれだけの物を持ってカフェに出かけているか、紹介してみます。私がノマド時に、カバンに入れている仕事道具は、以下のものです。

 1.iPhone(資料倉庫&ネット接続ツール)
 2.ポメラ(文字入力に特化した小型PCみたいなもの)
 3.予備電源

・・・以上です

(゚Д゚)<<(・・・おい、たったこれだけ?)

はい、これだけです(笑)。メチャ少ないでしょ?でも私の場合、仕事道具はこれで十分なのです。

実はこれだけの軽装備でOKな理由は、私の仕事が文章作成が主である為です。私の仕事は、自分で自由にサイトを作り、そこにグーグルアドセンス広告を貼り、収益を得るというスタイルです。世の人々に有益な情報を知らせることで、生計を立てているようなもので、言い方を変えれば、私は「情報屋」なんですね(この話は、次回に詳しく行う予定)。

従って、私の制作物というのは、文字情報がメインです。そのテキストの作成は「ポメラ」という、小型のキーボード付き文字入力ツールで行っています。ポメラはネットに繋いだり、画像やらエクセルファイルやらを開くことも出来ませんが、その分小型で軽量です。折りたためば文庫本サイズになり、重さはわずか370グラム。MacBookAirなど軽量のノートPCと比較しても、その3分の1程度の軽さです。

そして必要な資料は、iPhoneEvernoteというツールに放りこんでます。また疑問が沸いたら、iPhoneで検索(ネット接続)すれば、大抵のことは解決します。こうすれば、ポケットWiFiなどのネット接続ツールも、持ち歩く必要は無くなります。

WEB上にアップロードする際には、図表を作ったり画像を入れたりもしますが、そんな作業は家で行います。ノマド先で作った文章は、あくまで下書きであり、そのままアップロードすることはありません。必ず一旦家に持ち帰り、じっくり読み直し、自分で更正を掛けます。時間と場所を変えれば、頭が切り替わるので、客観的な視点で文章を見直せます。従って、家で清書をする際に、必要な画像や図表を作成します。こうすれば、ノートPCやモバイルルーターを、ノマド先に持って行く必要は完全に無くなるので、持ち物が劇的に減らせます。

一応、iPhoneの電池切れに備えて予備電源ツールも持っていますが、正直、これは無くでも困ることはほとんどありません。従って、その気になれば、iPhoneポメラ、二つだけでノマドすることも可能です。

最近は更に進化して、iPhone一台だけでノマド出来ないのかを実験中です。iPhoneには、音声を文字に変換するDragonDictationというアプリがあります。これを使えば、iPhoneに話しかけた言葉をテキストとして書き出してくれますので、ポメラすら不要なんじゃね?と思ったりしています( 'ー`)。

まあそれは極端ですが、いずれにせよ、私はノマドに出る際には極力無駄なものを持たず、ほんとに身軽に出かけています。肩こりの私にとって、カバンが重たい事は非常に問題ですし、それだけで外出するモチベーションが下がってしまいます。それに持ち物が少なければ、何か欲しいものを見つけたら、気兼ねなく買い物して帰ることも出来ます。

ノマドなんて、しんどい思いをしてまで行う必要など無いですからね。頭を使って、極力楽チンに仕事することこそ、フリーランスを長く続けるポイントだと思ってます。いかにも「自由人」という感じでしょ?(ノ∀`) 

このように私は、実にスタイリッシュな(?)ノマド野郎として、日々過ごしております。

パスワードは統一して、絶対に変えてはいけない!

皆さんお久しぶりです。何か私事やら突然の仕事依頼やらで色々振り回されてて、半月以上空いた更新になってしまいました(・∀・;) 隔週運営のBlog・・・我ながら酷いと反省しとります。

( 'ー`).。oO( この調子だと、月刊になるのも時間の問題だな )

・・・いやマジで、おっしゃる通りですわ(・∀・;)。
このままではイカンということで、今後は最低でも週一回は更新しようと思います。ネタが無い訳じゃないんですよ。下書きも大量に貯まってますし、今後のストーリー展開も出来てます。何とか週刊化を目指して頑張ります(我ながら何て低い目標だ・・・)。



さて、今回は予定していたネタを一回パスして、違う話をしたいと思います。というのは、先ほど某ソーシャルサービスをいじくっていて、憤慨したことがありまして。いや、私が短気と言うことではなく、これまでにも同様のトラブルが相次いでおり、積もり積もった怒りでして、どうしても物申しておきたくなった次第です。。昨今のIT業界の「悪しき慣習」とも言えることであり、読者の皆さんの役にも立つはずなので、ぜひご一読をば。


今回、私が言いたいことは、ズバリ「パスワードは絶対に変えるな!」ということです。


(´・ω・`)。oO( 何や?更新頻度で劣るからって、炎上マーケティングで客集めを始めるのか? )

え〜と、とりあえず今は、更新頻度の件は置いといて下さい(汗)。これは別に「釣り」目的ではなく、正真正銘、真剣な提案です。

おそらく当Blogをご覧の皆様も、様々なWEBサービスをご利用だと思います。Twittermixiフェイスブックなどのソーシャルメディアから、EvernoteDropboxなどのクラウドサービス、G-mailやヤフーメールOutlook(旧名hotmail)、はてなアメブロTumblrなどのBlogサービス・・・etc、今や数え切れないほどのWEBサービスが、我々の「生活の一部」と化しています。読者の皆さんも、上記で上げたサービスの幾つかはご利用でしょう(全部使ってる人も居そうですね)。

その際、一つ問題になるのが、各サービスのパスワードです。皆さん、どのようにしていますか?

一般論としては「サービス毎に異なるパスワードにすべきだ」とされていますね。しかも「安全の為に、パスワードは定期的に変更するべきだ」と言われています。確かに、理想論を言えばそうなるのでしょう。

しかし実際問題として、何十と利用しているサービスのパスワードを全て別個のものにして、それらを全て暗記することは、簡単なことではありません。ましてや、各サービスでバラバラのパスを、定期的に変えるとなれば、把握しきれなくなる事は目に見えてますわな。この方法を提唱する人って、自分でやったこと無いんじゃない?

そもそも、セキュリティの為にパスワードを変えてくれと言うのは、WEBサービス側の怠慢だと言わざるを得ません。ハッキング等で情報流失が起きるのは、WEBサービス側のセキュリティシステムがマヌケだからです。特に、最も原始的なハッキングパターンであるブルートフォースアタック(総当たり攻撃)などは、防衛方法も簡単ですから(アクセス速度や回数の制限など)これで進入された場合は、完全に運営者側の怠慢です。というか、それ以下のお粗末なハッキング被害(サーバのセキュリティーホール対策漏れでの情報流出)も、未だに少なくありません・・・こんなのWEBサービスの運営として、論外ですわな。

つまり、パスワード変更を強要することは、自分達の怠慢のツケをユーザー側に負担させていることに他なりません。責任逃れというのは、顧客商売では最低の行為です。多くのWEBサービスは、それを当たり前のように行っているわけですね。

※このように、顧客への対応コストをケチることで利益を増やす行為は、米国のIT企業の伝統だといえます。この悪しき習慣を作ったのは、バグだらけの物をそのまま売りつけるマイクロソフトが発端ですが、その後アップルやグーグルなどが同様のスタンスを取ったことで、この流れは決定的になりました。f●ck you ビルゲイツ


このように、パスワード問題というのは、根本的にWEBサービス側の怠慢が根底にあるわけです。そしてもう一つ、私がパスワードの変更をお勧めしない理由があります。

それは「漏れたら困るようなモノなんてあるか?」という疑問です。

EvernoteDropboxに、貴方は人生を左右するような重要なモノを置いてますか? 仕事の資料とかプライベートの写真とか、精々そんなものでしょ? 仮に盗まれたとして、どれだけ被害がありますか? BlogやTwitterのパスワードが漏れたとして、貴方にとって大切な情報が抜き取られる訳じゃないですよね?

クレジットカードや銀行のキャッシュカードのパスワードは、盗まれたら金銭的な被害が起きるので、とても大事です。絶対に漏らしてはいけません。しかし、たかがWEBサービスのパスワードなど、漏れた所で実害などほとんど無いはずです。

だったらもう、パスワードなど全てのWEBサービスで統一しておいて、一生変えない方が便利でストレスフリーですわな。さすがに1つだけのパスワードでは不安でしょうから、3つ程度に絞るのはどうでしょう?つまり・・・

★上手なパスワード管理その一;3つ程度にパスを絞り、暗記しておく

但し、注意点が一つ。パスワードは、他人に推測されやすいもの(生年月日や電話番号、車のナンバーなど)には絶対にしないことです。何の脈絡もない文字列をパスワードにしても、3つ程度なら誰でも暗記できるでしょ?


あるいは、もう一つ別の考え方もあります。パスワードは各WEBサービスでバラバラだけど、何処か一カ所で管理する〜つまり一覧表みたいなモノを持っておくという方法です。この一覧表さえ失わなければ、「Twitterのパスって何処にメモしてたっけ?・・・うぉぉ!何処にもないぞゴルァ!」てな感じで発狂することが無くなります(笑)。

★上手なパスワード管理その二;パスの一覧表を持っておく

但しこの方法にも、注意点はあります。紙に書いて持っておくと、外出先等でパスが必要になった時には分からなくなります。一方で、例えば携帯にパスをメモしておけば、何処でも探り出せますが、携帯をパクられたら一気に全てのパスが露わになると言う、すんごいリスクが顕在することになります。そこで、もう一工夫するなら、例えばパスワード付のPDFファイルみたいなものを作って、パスワード一覧表を入れておくことも考えられますが、新しいサービスに加入する度に手間が発生するので、非常に面倒です。


てことで、個人的には、どーでもいいWEBサービスのパスワードは、その一の方法で管理するのがベターかと思います。勿論、暗記する3つのパスワードは、クレジットカード等の本当に重要なパスワードとは、部分的にも重複しないものにすべきですが。



ちなみに私はどうパスを管理しているかと言えば、概ね各サービスでバラバラのパスワードです。そして一覧表を紙に書いておき、それを自宅に保管しております。出先でパスワードを入力するような場面は、今までほとんど無かったので、これで十分だとの判断です。後は、自宅に泥棒が入らないよう、戸締まりに注意しています(^_^;)。

・・・っていうか私自身が、お題で言ってることと、全く違うパスワード管理してますな(汗)。何というか、パスワード変えろ変えろという昨今の情勢が腹立たしくて、勢いで書いちゃった記事なので、途中から支離滅裂な事に気付いたよ・・・(・∀・;)。

まあせっかく書いたんだし、更正するのも面倒なのでそのまま晒しておきます。

次回からは、ちゃんとストーリーというか、流れに一貫性のある話をする予定なので、今回は大目に見て下さいませ。

グランフロント大阪のナレッジサロンに行ってきた

4/26に大阪駅の側に「グランフロント大阪」という施設がオープンになりました。関西の人なら、相当な話題になっている事をご存じでしょう。今回、訳あってオープン初日に突撃してきました。

元来、自分は人混み大嫌い人間です(フリーランスやってる理由の一つは、人の少ない平日に自由に動けるから)。何故、人でごった返す事間違い無しの初日に行ったのかといえば、グランフロント内に出来たナレッジサロンという所に行く為です。

ナレッジサロンとはなんぞや?というのは、公式サイトよりもギガジンさんのこのレポートの方が分かりやすいかも知れません。要は、クリエイター達が集まって、情報交換やらビジネスコラボをしたりする、会員制の有料サロンですね。

私は現在、大阪で自由人サロンというのをやっていますが、集まるのにベストな場所というのがまだ見つからず、毎回違うカフェとかで集まっています。よって、このナレッジサロンは、皆で集まるのにベストな場所なのでは?と思ったわけです。

しかし、既に申し込みが700人を超えていると聞き、早く行っといた方が良いだろうと考えて、あえてオープン初日に見学に行った次第です。

上記レポートの雰囲気そのままで、秘密の会合場所といった趣でした。

会費は年間10万円ほどですから、十分手の届く範囲です。これで私一人が会員になっておけば、最大9名まで同伴で入室できるのですから、悪くない条件です。

但し、一つ引っかかったのは、当日来てたのは何故か、50代60代といったおっさん連中ばかりだったこと。・・・う〜ん、私のイメージではもっと若い起業家とか、ハイパーメディアクリエイター(笑)みたいな人が多いものだと思っていたんですが(・∀・;)。まあオープン初日やから、まだ皆さん来てないだけなのかもしれません。あるいは、入会には審査(面接まである!)が必要なので、最初は金持ちのおっさん連中から入会させて、それだけで採算ラインに届かなければ、若い兄ちゃんとかも入会させていく戦略なのかも?

いずれにせよ、初日の過疎状態を一回見ただけでは、イマイチ雰囲気が掴みきれません。

はてさて、入会すべきでしょうかね?(・ω・)