情報屋(アドセンス)で成功しているサイトの事例紹介

前回、私は皆さんに「情報屋になろう!」と奨めました。では実際に、どのようなサイトを作れば、情報屋として収入を得られるようになるのでしょうか? 今回はGoogleアドセンスで稼いでいる(であろう)サイトの事例を挙げていきたいと思います。
※なお、以下で挙げていくサイトは、私の運営サイトでも、知人のサイトでもありませんので、決して「ステマ」ではありません(笑)。

◆JR全線全駅の駅舎へ「つちぶた本舗の全駅訪問の旅」
http://www.tsuchibuta.com/
JRの全駅を踏破している人のサイトです。全駅って・・・凄いですね!運営者の方はおそらく、生粋の「乗り鉄」なのでしょう。趣味をマネタイズに繋げている、上手な実例だと思います。

◆Tokyo Sky Blue
http://tokyo.gonna.jp/
東京のビルや建物・風景・空の写真サイトです。写真を無料素材として配布しており、その代わりアドセンスを貼る事でマネタイズしていますね。写真が趣味(?)の人が、上手くマネタイズに結びつけた感じでしょうか。ポイントとしては、右のサイドバーを見ると、他にも同じ人が運営している(と思われる)サイトと相互リンクしています。このように、自分で同じジャンルのサイトを複数持って、相互リンクをすることで、Googleやヤフーで検索した時に、上位表示されやすくなるよう工夫しているのです(SEOと呼ばれる技術です)。

◆チャーハン虎の巻
http://www.cha-han.net/
美味しいチャーハンの作り方を指南しているサイトです。美しくデザインされており、結構な手練れの人だと思います。この人の場合も、フッター(ページ下部)にあるアイコン群が、他の料理のレシピサイトにリンクしています。デザインの雰囲気で分かると思いますが、同じ人が運営している感じですね。つまりこのサイトの運営者も、料理サイトの一個小隊を持っており、相互リンクする事で相乗効果を狙っている訳です。

◆ワニchanのびぎなーずがいど
http://www.wanichan.com/beginner/
パソコンやインターネットの初心者に向けて、解説を行っているサイトです。1999年から運営されているという事で、サイト運営者としては相当なベテランの方です。チャーハンの方のように凝ったデザインは行ってませんが、シンプルながら綺麗で見やすいレイアウトを組まれていますね。初心者の人でも、この位のデザインなら勉強すれば十分作れます。

◆塩漬け姉さん
http://kabu.user-infomation.com/
株式投資の解説サイトです。運営者の「塩漬け姉さん」さんは、かつて書籍でも取り上げられており、株式投資の世界ではちょっとした有名人です。ご自分では、投資の失敗を自虐的に扱っており、株式投資自体で儲かっているのかは分かりませんが、WEBサイトの方では間違いなく稼いでいると思われます。なぜなら彼女も、サイドバーから自分の他の運営サイトへリンクしており、沢山のアドセンスサイトを持っているからです。しかも彼女の場合、運営するサイトが「不動産」や「クレジットカード」のような金融関連、また美容・健康関連のサイトが多いです。これらのジャンルは、アドセンスがクリックされた時の報酬単価が高いのです。ご自身で知識や経験のある分野だったのでしょうが、明らかに儲かりそうなジャンルを「狙って」作っていると思われます。



さて、実際に稼いでいる(であろう)サイトを見て、皆さんはどう感じましたか?

実際に情報屋「だけ」で飯を食う、つまりアドセンスのプロになるには、それだけでは不十分です。上の例では、後に紹介した人ほど、稼ぎは大きいと思います(あくまで私の予想ですが)。写真やチャーハンの作り方より、IT関係の方がアドセンスの単価は高いですし、金融関連になると更に高いです。また、検索上位で表示されるためのSEOについても、色々と施策する必要性もあります。

しかし、いきなりアドセンスで飯を食うのは難しいですが、小遣い稼ぎ程度から始める事は、誰でも可能です。まずは自分の知識・経験のあるジャンルの情報発信から始めて、段々と稼ぎの大きいジャンルやサイトの作りへと、発展させていけばよいのです。別にフリーにならなくとも、会社員を続けながら副業で情報屋をやっていく方法もありでしょう。

そして、情報屋を始めるには、ほとんどコストは掛かりません。無料で始められるBlogも沢山ありますし、レンタルサーバー&独自ドメインを取るにしても、年間4000円未満で始められる所もあります。サイト作成ソフトも1万円程度でありますし、無料ブログやWordpressを使えば、作成ソフトは不要です。勿論、アドセンスの参加自体も無料です。

如何でしょうか?「情報屋でお金を稼ぐ」という感覚が、少しは分かって頂けましたか? 要は自分の得意分野・知識や経験の深いジャンルでサイトを作ってみましょう、という事です。