有事の時こそアフィリエイターの強みが発揮される

皆さんお久しぶりです。よいお年をも新年おめでとうも言わないまま過ぎ去ってしまい、月刊誌や季間誌を通りこして年間誌になりかねない勢いの当BLOGですが、このままフェードアウトする事も脳裏をよぎっていた頃に、ちょっと我が身に起きたことに関連して書きたいことができたので、更新してみます。


実はワタクシ、急病で3月の終わりから2週間以上病院に入院を余儀なくされておりました。これ、一般のフリーランス(請負型のWEBデザイナーとか)だったら、クライアントの要求にまったく応えられず、ビジネスが頓挫=人生が破綻してますわな・・・しかし私はフリーランスと言っても事実上は専業アフィリエイター、入院中も我が運営サイト達は、ユーザーからのアクセスに答え続け、アドセンス広告などにより、何事もなかったかのようにコツコツと収益を上げ続けてくれていました。完全放置状態でも、毎日、病院の差額ベッド代を余裕で支払える位、稼いでくれていました。

自分が常に手を動かして働き続けなくとも、収入を得られるビジネスというのは、急病だったり地震や台風のような天災に見舞われた時など「有事」の際にその強みを発揮してくれます。一昔前までなら、自分が動かなくても収入を得るなんて事は、企業のオーナー、地主や大家のような資産家など、極めて限られた人のみが可能な「特権」でした。

しかし現在は、アフィリエイターというニートと間違われかねないような人間でも、特権階級と同じ状態を作り出せるのです。特に私は、初期の頃(今年でアフィ参入10年目です)より放置状態でも作家が印税を得るかのように末永く稼ぎ続けられるようなサイトを作る事に注力していたので、一月くらい更新が無くとも収益はほぼ減らない仕組みを構築できています。

余談ですが、私はとあるアフィリエイターの友人に、出会った初期の頃より「香港の富豪みたいだ」と言われています。ワタクシ、金目のものなんて全く身に付けてないので不思議に思い理由を聞いてみると「いつも余裕のある雰囲気を醸し出してるから」だそうです。自分ではとくに自覚は無いのですが、おそらく、あくせく働かずとも収入を得られる仕組みを確立している(加えて老後の生活資金は確定拠出年金による運用で十分賄えるという確信があるから)事により、私は将来に対する焦りがほとんど無いので、日々の行動や言動に余裕な感じが出てるのでしょう。

退院後、改めて考え直してみたら、恵まれた生き方をしているなあと、我ながら感心しました。毎日仕事に追われているブラック企業の人などを見ると、楽して稼いでいる(?)自分の生き方に少々申し訳ない気持ちにすらなります。まあこの境地に至るまでには、私もそれなりの努力と、会社に依存するという生き方を捨てる事などの様々なリスクをとってきたからなのですが。これを読んでアフィリエイトをする人達が増えれば、ライバルを増やすことになるけれど、他のフリーランスの人にも「人生の有事に備える為には、自分が手を動かさなくとも得られる印税的な収入源を持つべきだ。そして特別な資産を持たない一般の人にとっては、アフィリエイトが最も適している」という事を伝える事が、恵まれた生き方が出来ていることへの対価というか、私に課せられた使命ではないのかと思い、紹介してみました。