スピード狂である事も、フリーランスの武器になる

フリーランス個人事業主として喰っていく際、強力な武器となる能力の一つに「スピード」があります。私などは仕事が遅い方なので、仕事が早い人間というのは、それだけでも尊敬の眼差しで見てしまいます。

┐('〜`;)┌.。oO( 遅いっていうか、お前何日ぶりのブログ更新だよ・・・ )

いや、まさにそこなんですわ・・・仕事遅いから、ちょっと色々忙しくなると、他の事まで手が回らなくなるんですよねぇ(・∀・;)。これは、私の最大の弱点だと言えます。

一方で、私の知人に「スピード狂」とでも言うべき人物が居ます。彼は、元一流企業(多分、名前知らん人は居ないという超大企業)出身で、昨年から個人事業主に転身しています。いわばフリーランス界の新参者ですが、まあ何というか、10年選手の私が圧倒されるほどの切れ者です。特に驚かされるのが、仕事が超早い!彼の持論は「スピード命」と公言していますが、本当に嘘偽りなく、何をやるにしても行動が超早いのです。

彼は私と同じように、アドセンスをメインに収入を得ている「プロのアドセンサー」ですが、一つのページを作るのが非常に早いのです。どの位早いかというと、時事ネタを追ったブログを作成して、大手の新聞社サイトに勝ってしまうほどです!

また先日、私が当Blogで「開業届に潜む罠」という記事で、文筆業は事業税の対象外だという事を書きました。すると彼は早速それを実践、文筆業で開業届けを出して、受理されたそうなのです!

今のペースでいけば、彼は今年、事業税の対象ラインを超えるはずです。しかし、文筆業として認められているわけですから、事業税の督促状は来ないはず。(一方でワタクシは今年、十数万円を搾取される見込み(-_-;))

このように、彼は何をやるにしても素早い男なのですが、ちょっと猪突猛進すぎる所があり、何度か大きな失敗もしています。それを見て、私は最初の頃は、彼の「スピード狂」を適度になだめようとしていました。しかし最近、そのような助言は改めるべきなのかなぁと、考えさせられている次第です。

フリーランスの強みは、大企業と違って、自分一人で意志決定を行えることです。この強みを生かして、大企業では及ばないスタイルのビジネスに注力することが、フリーで喰っていくのに重要です。だったらとことん、仕事のスピード、意志決定の早さを追求し、大企業が真似できないビジネス展開をすることが正解なのでは?

件の彼は「早く決めれば、たとえ間違っていても、リカバリーする時間が沢山ある」と言います。加えて「早く決めた方が、目的意識が高まり、生産性が上がる」とも言います。確かにその通りですわな。

人には皆、特性があります。瞬時に決断を下す彼も、じっくり判断する私も、それぞれ人間の個性です。弱点になることもあるけど、長所に置き換えることも可能です。フリーランスも人それぞれ、自分の特徴を「長所」に置き換えられるスタイルで、ビジネスを展開すれば良いわけです。件の彼は、新聞社サイトにも競り勝つほどのスピードを生かして、Blogを更新していくことにこそ、生きる道があるのだろうと思います。



余談ですが、昨月に私の部屋のエアコンがぶっ壊れまして、買い換えの為に家電量販店に行きました。すると、行きつけのビックカメラでは、取り付けが6日後だと言われ、愕然としました・・・いくらなんでも遅するやろ!なので、その場でヨドバシカメラに電話してみると、2日後に取り付け可能という返答だったので、私は迷わずヨドバシで購入しました。

この時もまた、スピードの重要性を実感した次第です。件の彼は、ヨドバシのようにスピード感を重視することで、がっちり利益を掴めていくことでしょう・・・

( 'ー`).。oO(そして仕事の遅いお前は、ビックカメラのように客に逃げられてしまうだろうね(笑) )

・・・いや、笑い事じゃねぇな。もっとアクセル踏み込まないと・・・(・∀・;)。