意志決定権を持てる事が、フリーランスの醍醐味

前回、私がフリーランスをお勧めしたい、世間の皆さんに「もっと起業しようぜ!」と訴えたい、という事を書きました。では実際に、フリーランスになると何が良いかを挙げてみます。理由は主に3つあります。

  1. 金銭的に有利である
  2. 時間的自由を得られる
  3. 意志決定権を持てる

一つ目の金銭面については、当Blogの主題に関わることで、今後も色々と紹介していきます。今回、私が皆さんに言いたいのは、三つ目の「意志決定権」についてです。

フリーランスとは「個人事業主」ですから、基本的に仕事に関わる全ての業務を、自分一人で行うことになります。仕事の営業を掛けることも、商品や各種備品の管理も、決算業務(確定申告)を行うのも、全て自分一人です。営業マンも経理部も総務部も、自分が担う訳です。

(;・∀・)<< (大変そうだね・・・やっぱり俺、会社員でいいや・・・)

・・・そう思った方は、ちょっと待って下さい!
確かに、自分一人で色んな雑務まで行う必要があるので、面倒な事も多いです。だけどフリーランスには、全ての業務において「意志決定権」を持っています。営業掛けるのが苦手な人は、受注はネット任せにすることも可能です(※1)。確定申告がめんどくさい人は、税理士さんに丸投げすりゃいいんです。

フリーランスになれば「自分の苦手なことや面倒くさいことは、無理にやらないでおく」という意志決定を、自分の一存だけで行うことが出来ます。

サラリーマンの人なら、会社に命令されれば、自分の苦手な事・嫌な事でも行わざるを得ません。「こんなの絶対失敗するよ・・・」と呆れてしまうような新事業にも、会社がGOサインを出したのなら、突撃せざるを得ません。

しかしフリーランスなら、苦手なことは他人に任せるという「決定」を行えます。ビジネスの雲行きが怪しいなら、さっさと撤退して別のことを始めるという「決定」を下せます。全て、自分で決められるのです。

フリーランスっていうのは、言ってみれば自分が「社長」なんです。しかも、究極のワンマン社長です(笑)。自分の独断と偏見で、全ての業務に意志決定を行えるのです。この事は、サラリーマンとの決定的な違いであり、フリーランス最大の醍醐味でもあります。

そして、意志決定権を持つことは、冒頭に挙げたフリーランスのメリットの二つ目「時間的自由を得られる」に繋がる話でもあります。フリーランスって、有給休暇も取り放題、何時に働こうが勝手というフレックスタイム制のようなもんです。行列の出来る人気店に、客の少ない真っ昼間に行くことも可能です。オリンピックやワールドカップがある時期でも、真夜中にテレビを見続けられますし、それどころか、休暇を取って現地に見に行くことだって出来ます。はっきり言って、一度味わったらサラリーマンには戻れません(笑)。

無論、仕事によっては、全て自分だけで決める訳に行かない場合もあるでしょう。何より意志決定権を持つことは、同時に責任も持つことを意味します。自分が正しい判断を下さねば、ビジネスが破綻する事も考えられます。

しかしそれでも、得られるメリットとを天秤に掛ければ、おそらく大半の人が「フリーランスの方が良いじゃん!」と思うのでは無いでしょうか。特に、今の職場に不満を持っている人、ド阿呆な会社の上層部に振り回されて辟易としている人(楽●とかユ●クロとか?)には、夢のような環境だと感じるのでは?

だから私は、全ての働く人達に一度、自分で意志決定権を持つ仕事をして欲しいのです。きっと、自営業・フリーランスに対する見方が180度変わると思いますよ!(・∀<)b


※1;売る商品・サービスによりますが、営業を全てネット検索に頼ってしまう事も十分可能です。その場合、SEO(検索結果の上位に表示する技術)を駆使するか、検索枠を金で買ってしまう方法があります。その辺の事も、後々紹介していく予定です。